プカプカおさかな委員会

たかとけいたが日記やらなんやらを載せる場所です。おさかなも委員会も関係ありません。

【日記】お元気ですね

2024年3月23日(867日目/1485日目)

お元気ですね

 

 

ストレート

 お休み! 出張を乗り越え、お休みにたどり着きました……。お休み最高。ただ今日も結局早起きではある。普段会社に行く時間よりも早く家を出て、映画を観にいきました。映画館行くときっていつもそうだから……。朝から早起きして映画館に行く。朝イチの回からチケット取っちゃうからね。そうしないと一日に何本も観られないのよ……。ぼくは一日でたくさん映画を観たいので、3~4本くらいパンパンに詰め込んでいる。朝は早く家を出て、夜は遅く家に帰る。

 

 まずは『私ときどきレッサーパンダ』を観ました。ピクサーの作品なんだけど、コロッちゃんのときに完成したのよ。だからストリーミング配信だけだったんです。劇場公開がされなかった。それが今年になって! ようやく映画館で観られました。やっぱり映画は大きなスクリーンで観てこそだわ。もちろん配信がダメとかそういうことはないんだけど、ぼくは映画館で観る方が好きです。コロッちゃんで劇場公開できなかった作品、これからどんどん上映してくれ。

 

 この作品、ピクサーの中では明るい部類の作品だと思う。ピクサーって割とメッセージ性を全面に見せる作品が多いと思うんだけど、この作品は見えるエンタメ性が高かった。コロッちゃんのタイミングだったってのもあるのかな……。続編が多い最近のピクサーだけど、こういう作品が上映されると嬉しい。短編もいいしね……。『猫とピットブル』、いいよね……。絵が好きです。ピクサーの短編だけをぶっ通しで上映するやつ、やってください。

 

 

語り

 2本目は『変な家』を観ました。皆さんご存知雨穴っちゃんの原作が映画化されたこの作品。酷かったですね。ぼくは基本観た映画を悪く言うことはしたくないんだけど、この作品はちょっと……。原作読みましたか? ホントに? 雨穴っちゃん噛んでないんじゃないかと思ってしまうくらい、全然別物でしたね。別物なのはまだいいわ。それは映画化をするうえではよくあることだから。よくあること自体がおかしいとは思うんだけど。ただそのうえで、映画としてのクオリティもなかなか……。これ以上はやめよう。

 

 3本目は『コール・ジェーン─女性たちの秘密の電話─』。中絶が違法だった時代のアメリカで、妊娠に悩む女性たちを救うコミュニティの話。彼女たちの行いの正しさ自体には是非があるとは思う。結果論というか、今だからこそプラスの話として語れる部分はあるだろうし。ただそれと同時に、彼女たちがたくさんの人を救ったのも事実。ここってスゴい難しいよね。結果を評価するのか、そもそもの行い自体を評価するのか。結局ここってなかなか両立しないと思うんですよね。ここをフラットに見るのって難しいと思う。

 

 この作品のもう一つのテーマとして、差別意識が取り上げられている。正確には意識じゃないんだろうけど。無意識下での差別というか。これもまた、なかなか一筋縄ではいかない。差別を解決するには結局差別そのものに対する意識を認識するところから始まるので。そしてそれを認めるのはなかなか難しい。この意識を認めることは、自らの人間性を否定する行為でもあるから。そしてそもそも見つけづらかったりもする。差別を受けていない(と感じる)人間こそ、差別を意識する必要がある。

 

 

3割増

 そして本日ラストは『落下の解剖学』を……。ようやく観られました。アカデミーがどうこうとか言う割には上映してる映画館少ないんだよね。危うく観られずに上映が終わるとこでした。なかなか面白かった。視点が何度も変わってくるというか、変えられるというか。自分の未熟さみたいなものを見せつけられているような気分になりました。いかに転がされやすいかを見せつけられてしまったような気がする。こういう作品は気持ちがいいです。演出の持つ力をひしひしと感じさせられる。

 

 そしてこの作品、なんとワンちゃんが出てくるんです……。犬が出てくる映画は良い映画だ。可愛かったです、イヌチヤン。ぼくも犬と生活したいな〜。うちのマンションペット禁止なんですよね。なんかたまに犬を連れ歩いてる人を見かけるんですけど。犬の散歩してる人がいるけど、ペットは禁止なんです。不思議ですね〜。ルール、ちゃんと守ろうな。犬と暮らしたくなるような作品でした。ワンちゃん出てるから作品の評価が余計に高くなっている可能性はある。

 

 ちなみにこの作品、2時間半くらいある。長いね〜。ここまでに既に3本映画を観ているので、さすがに腰がバキバキでした。そもそも出張から帰ってきた翌日にこれするのスゴいな。出張から帰ってくるのだって3時間弱新幹線で座ってたのに。ぼくの腰、意外と強いのかも。痛みはするけど、壊れはしない。ギリギリのところで壊れないようになっているのかもしれない。だとしたら最高だな。ホントは痛みすらしないのが理想なんだけどな。

 

 そんでこういうこと言ってると急にブッ壊れたりする。