2024年3月12日(856日目/1474日目)
ヘトヘトで笑う
何度も
お休みだッ！ 本日は今年度最後の有休です。これでようやくルールの5日間をクリアすることができました……。来年度はもっとしっかり有休を使っていきたいと思います。月に一回くらいは使っていきたいよね。去年と今年でやっと最初に付与された有休を使い切ったので、今年度に付与された有休はまだ一切手を付けられていない。来年度をまるまる投じて今年度付与された有休を使わなければいけない。そして毎年それをやっていく。前年度に付与された有休を必死こいて使っていく生活が、これからは始まっていくんです。
今日は有休を使ってまず映画館に行きました。もうこれ以外の有休の使い方が浮かばないんです。映画館に行くか、ディズニーに行くか。今日は映画館に行く道を選んだ。なんか雨降ってるし、そっちで正解だったかも。まずは普段の出社よりも早い時間に家を出て、『PERFECT DAYS』を観ました。2回目だね。何回も観られる映画ってたくさんあるけど、この映画は2回くらいがちょうどいいかも。マイナスな意味じゃなくて、あんまり何回も観ると感情がどんどん希釈されていきそうな気がする。
1回目よりもいろいろ理解できたかも。やっぱり映画って2回観た方がいいのかもしれない。もちろん2回観ないと理解できない作品はどうかと思うけど、2回観ることにはちゃんと意味がある。先の展開を理解しているからこそ分かる部分もあるし、細かいところまで観る余裕はあるじゃないですか。複数回同じ映画を観る楽しさの一つがこういうとこだと思います。複雑な作品が愛されるのって、この楽しさを提供できるからだと思います。
帝国
続いて『ゴールド・ボーイ』を観ました。今日は邦画を観る日でしたね。その前に観たのも『ドラえもん』だし、最近は洋画よりも邦画の方が観ている。まぁそれは単に上映スケジュールの都合なんですけどね。洋画でも観たい作品はいっぱいある。ホントにたまたま観られていないだけで……。シネコンって邦画やりがちだよな。ミニシアターも結構邦画やるけど、意外とシネコンもやったりする。まぁ制作会社とかとグループだったりするからね。
この作品、ほとんどノーマークだったけど最高でした。めちゃめちゃ面白かったね……。シンプルに脚本が面白かった。そこまで難解でもなく、かといって単純すぎるわけでもない。サスペンス作品としてちょうどよかったですね。ぼくあんまりサスペンス読んだりしないんですけど、案外よくあるシナリオだったりするんですかね。もしかしたらそうなのかも。あまりにもサスペンスに触れてこなかったので、実際はよくある展開だった可能性がある。だとしてもそれで楽しめるんだったらそっちの方がいいじゃん。
しかもオーカーン様が出ている。新日本プロレス所属のプロレスラー、グレート-O-カーン選手がこの作品で銀幕デビューを果たしています！ 普通にちゃんと演技してた。予告編でも出てるし本人もTwitterで触れてるから書くけど、おっかない役なんですよ。虐待する親みたいな。でも全然、演技とは思えなかったというか……。普段リング上で見ている姿とさほど変わらなかったですね。まぁ普段からおっかないしな……。
カロリッシュ
そこからは歩いて池袋まで移動しました。新宿から池袋、徒歩で1時間ちょっとでしたね。晴れてればもっと早かったのかもしれないけど。めちゃめちゃ濡れた。ぼく傘さすの下手だわ……。なんでか知らないけど、腰まで濡れました。どういうこと？ 靴の中もグチャグチャなんですけど……。雨の日、嫌いになりそうだ。そこまで寒い日じゃなくてよかった。まぁ寒かったけど。どうしたらいいんですか？ 長靴履けばよかったんですかね。田んぼ作業するみたいな格好すればよかったのかな。
池袋に行ったのは「シアターシュリンプ2024『マイスイートリトルラッキーデイ』」を観るため。このシアターシュリンプ、エビ中がやる舞台のことです。ちなみにぼくがエビ中にハマったのもこのシアターシュリンプがキッカケだったりする。ぼくがもともと好きな劇団『シベリア少女鉄道』主宰の土屋さんがシアターシュリンプも脚本等で参加してるんですよね。それでアマプラで過去のシアターシュリンプを観たのがエビ中への入口でした。ぼくがエビ中にハマってからは初めてのシアターシュリンプの開催だったので、最高にワクワクしていた。
肝心の舞台ですが、もう最高でしたね……。エビ中がどうこう以前に、土屋さんの脚本が良い。ぼくが普段シベ少に観にいっているものがここでも展開されていた。よくこんな複雑なものを作り出せますね……。最高でした。そんでエビ中もみんな演技が上手い。スゴいな。舞台としての完成度が高すぎる。これ、みんなに観てほしいですね……。ただめちゃめちゃカロリッシュなので、頭は使います。観終わった後にとんでもなく疲れる。その分面白いけどね。疲れてもいいからいっぱい笑いたいときは、土屋さんの舞台を観てください。
これ、真理です。
