プカプカおさかな委員会

たかとけいたが日記やらなんやらを載せる場所です。おさかなも委員会も関係ありません。

【日記】いいじゃん

2023年4月2日(511日目/1129日目)

いいじゃん

 

 

スタートダッシュ

 いい一日だった。今日は充実していた。久しぶりに一日をフルに過ごした気分になりました。まずは朝イチに髪を切りに行きました。しかもよ。9時に予約してたから、8時くらいには起きなきゃいけなかったのよ。でも昨日の夜の段階で絶対に起きられる自信があったので、アラームをかけずに寝た。そんでちゃんと起きられました。しかも6時半にな。最高の一日のスタートだろ。8時起きだとしても休日にしては早起きなのに、それより早く起きてんの。髪切りに行く前にTwitterとか見てんだもん。最高。

 

 そんで髪を切ったあとは新宿まで歩いて行った。久しぶりに新宿まで歩いたかもな。暖かくなってきたので散歩日和でしたね。なんならちょっと暑いくらいだった。暑くはなくてよかったかも。でもそれくらいでいい。あんまり良い事が続きすぎると不安になるから。これくらいのややガッカリがある方がバランスが取れるから。ちょうどいい。しかも別にめちゃめちゃ暑いわけでもなかったからな。「上着要らなかったな〜」って思うくらいの暑さ。

 

 新宿に着いたらまずうちの会社の店舗に行きました。ぼくが研修をしていた店舗が移転オープンしたので、それを見に行った。工事中のときも時々行ってたんだけど、やっぱり開いてから行くのとでは訳が違うからな。お店入ってフラフラしてたら「アレたかとさんじゃない……?」ってヒソヒソ声が遠くから聞こえた。見つかっちゃったか……。ぼくいっつもこのお店行くときは見つからないようにひっそり遊びに行ってるんですよ。特に深い理由はないんですけど。今回は初めて見つかったかも。いつもはぼくから声かけてるので。お店、賑わっててよかったです。また遊びに行きたい。

 

 

全部

 その後は映画を観ました。『生きる/LIVING』を観た。良かったです。基になってる黒澤明の方の作品は観たことなかったんだけど、それでも十分良かった。やや不完全燃焼というか、スッキリしない部分もあったけどな。「あ、終わり?」って思ってしまった。これは予告編の作り方があんまり適切ではなかったのかもな。もっと色々な引きがあるかのような予告だったので……。

 

 たしかに人は死や終わりを意識したタイミングで、自分の生き方を客観的に見ることができるのかもしれない。だがそれは同時に、そういった場面以外で無視してきたことが存在することの証明でもある。意識して生きるようになる以前の部分の存在をなかったことにはしてはいけない。そこも含めて、最終的な人生に対する評価をすべきだと思う。

 

 ぼくは「終わり良ければ全て良し」があまり好きではないので、描かれなかった部分も含めて人生を評価すべきだと思う。今回は映画だということは分かったうえでね。作品がどうこうではなく、見たい面以外にも目を向ける必要はあるとは思う。それは体力の要ることではあるし、「必要ない」と感じることもあるけどね。でもそれをしないとウソだから。そこまでしないとウソになってしまう。そしてここまで書いといてアレだが、そんなことができる人なんていない。

 

 

お見舞いするぞォ

 そのまま続けて『シング・フォー・ミー、ライル』を観ました。ワニから大泉洋の声が出てくるの、面白すぎるな。しかもこのワニが「話すことができず歌でしか思いを伝えられない」という設定なので、歌っている大泉洋しか出てこない。喋っている大泉洋は出てこないんです。だから余計になんか違和感というか……。歌う度に「あぁ大泉洋だ……」ってなるのよ。ヨーロッパ21ヶ国の旅始まるのかと思ったわ。

 

 この作品、子ども向けだからか吹き替えしか上映してなかったんですよね。劇場によっては字幕でもやってるのかもしれないけど。なんかこういう作品の吹き替えって、途端に金曜ロードショーっぽくなるんだよな。チープというかなんというか。もちろん声優の方々が手を抜いてるとかそういう話ではなくて、もともと作品自体が子ども向けに作られてるのよ。だからプロット自体に荒さを感じたりするのね。それを吹き替えで見ると、なんか余計に安っぽく感じてしまう。

 

 子ども向けの作品観たんだからこんなんあんまり責めることでもないんですけどね。ただ初めて観るミュージカルとしてはなかなかいいんじゃないかと思いました。若干のディズニーっぽさもあったし。ある意味「分かりやすさ」みたいなものって必要だと思うし。いわゆる「ご都合展開」って別に悪いものではなくて、我々の舌が肥えてしまっているだけだと思う。土曜プレミアムとかでやってそうな作品でよかったです。

 

 悪口じゃないよ、ホントに。