プカプカおさかな委員会

たかとけいたが日記やらなんやらを載せる場所です。おさかなも委員会も関係ありません。

【日記】論と論

2023年2月18日(468日目/1086日目)

論と論

 

 

手放す

 春かも。春かも! ちょっと暖かくなってる。春の兆しを感じるね。「兆し」というか、もう春なのかもな。四捨五入したら春なのかもしれません。この「四捨五入したら」って言い回し、頻繁に使ってしまう。口癖かも。伝わりやすいんだよな。どこで覚えてきたのか全く記憶にないけど、長いこと使ってる気がします。ぼくの引き出しの一番上の段に入っている。ぼくの語彙のベストアルバムが出たとしたら絶対に収録されている。「語彙のベストアルバム」?

 

 今日はまず映画を観ました。渋谷で『バビロン』を観た。こりゃ面白い。映画に限らず、娯楽産業に向けた賛歌のような作品だった。それと同時にその業界の残酷さや日の当たらない部分を映していた。娯楽というものは人を救うこともある一方で、その陰に多くの犠牲を生み出している。誰かの傷を癒すために生み出したものが誰かに傷を与えている。一切問題を抱えていない社会が成立したとしたら、もしかすると娯楽の需要はなくなるのかもしれない。

 

 映画に限らず娯楽産業が人を救うのは事実だし、それはぼくだって感じたことがある。ただその役割は本当に娯楽産業が担うべきなのかとも思う。完全な理想論だが社会は一人残らず幸福であるのがあるべきかたちだし、そうであれば娯楽産業は必要がないから。そして傷を癒すものがあるからこそ傷を生み出すこともあると思う。癒してもらうための傷を作ってしまうような、一種の中毒性みたいなもの。「持たない」ということが一番幸せな状態なのかもしれない。

 

 

いざ迷子に

 初っ端からかなり抽象的な話をしてしまったな……。何割がここまで読んでるんだろうな。気になります。『バビロン』を観たあとはお友達と合流してお買い物タイムよ。フラフラしてお買い物しました。ホントにこれだけしか書くことないかも。六本木に行きました!六本木、久しぶりに行ったね。最後に行ったのってなんのときだ? シベ少観た気がする。六本木で観たのってどの公演だっけ……。『どうやらこれ、恋が始まっている』か? 多分そうだった気がする。調べりゃすぐ出てくるのに……。

 

 六本木ヒルズってとにかくデカい。デカいけど見た目ほど店入ってたりしないよな。中入ってみたら案外スカスカな印象を受ける。あと迷路すぎる。六本木ヒルズで鬼ごっこをしてみたいです! ダメかな。絶対テンション上がって1フロア下に飛び降りたりしちゃいそう。そんで本気で怒られて気まずくなりそう。あ〜! やりそ〜! 想像しただけでなんかしんみりしてきちゃったな……。やらなくていいかも。やっぱ鬼ごっこしないでいいです。大丈夫です。やめときます。

 

 シベ少を観に行ったときに開場まで時間があったから六本木を散歩したんだけど、六本木と赤坂って結構近いのよな。都内の地図なんか全く頭に入っていないけど、散歩してて知ってる景色が目に入ってきたりするとテンションが上がる。「なんか通ったことありそ~」から「この道知ってるわ!」になったときの楽しさよ。ただその一方で「知ってる道入っちゃったか~」ってガッカリ感みたいなものもある。メンドくさいね。知ってる道から知らない方向に飛び出す方が楽しいのかも。未知の道ってね。ヒエ~!

 

 

ネタバレ論

 そんで途中で分かれて再び映画館へ。『アントマン&ワスプ:クアントマニア』を観ました。遂にフェイズ5が始まりましたね……。他の映画もそうなんだけど、MCUは特にネタバレが厳禁なのでこの日記で書けることなんかほとんどない。どうしようね……。「面白かったです」ってことだけ書いておこうかな。ホントにこれ、どうすればいいんですか? 映画によっては「〇月〇日からネタバレOK!」ってしてる作品もあるじゃないですか。でもMCUは特にそういうのもやってないし、どのタイミングまで黙ってればいいのかいつも悩む。『ノー・ウェイ・ホーム』だってまだ言っちゃいけないと思ってるからな。

 

 配信が来たら言ってもいいのかな。なんとなくDisney+で配信され始めたら日記とかSNSにネタバレを含んだ投稿をするのが許される気がしている。なんなんだろうなこの判断基準は。お金の問題? 映画館で映画観るのって当たり前だけど基本的には一回の体験ごとにお金を払う必要があるじゃないですか。でもサブスクってそうじゃないじゃん。月額量を鑑賞した作品数で割れば一本当たりの単価みたいなものも出せるけど、それも人によってまちまちだし。個人的にはサブスクと映画館だったらやっぱり映画館の方が映画を観る環境としては優れていると思っているので、映画館での映画体験ができなくなったタイミングが基準になっているのかもしれない。

 

 「ネタバレ」って要は作品の魅力を格下げする行動ではあるからな。人によってはネタバレをされることでより楽しめるパターンもあるけど。ただ基本的にはネタバレをしない方が楽しめると思っているので、サブスクからがOKなのかも。個人的な感覚としてサブスクに作品が来ることはある種の「値下げ」みたいなものだと思っているので。映画館至上主義でゴメンね。決してサブスクをバカにしているわけではない。ただより多くの人に触れやすくなったタイミングでもあるので、ネタバレが許されるきっかけがあるんだとしたらそのタイミングなんだと思う。

 

 もちろん積極的にはしないけどな。