2022年3月25日(138日目/756日目)
歩歩歩
生きてた
宣言通り今日は活動的な日にした。ちゃんと約束を守る男だからねぼくは。まずは映画を観に行きました。渋谷で『ナイトメア・アリー』を観た。怖~い。ジャンルでいうと何になるんだこれ。ホラー? スリラーかな、分かんないけど。ぼくはホラーが苦手なのでビクビクしながら観に行ったんだけど楽しめた。ビックリさせてくるタイプのホラーが大嫌いなのよぼくは。『IT/イット THE END ”それ”が見えたら、終わり。』は死ぬかと思ったよね。心臓止まるといけないから自分で胸叩いて蘇生しながら観てたもん。
『ナイトメア・アリー』はそういう映画じゃなかったので良かった。どちらかというと人の怖さ、社会の怖さみたいなものを感じる作品だった。あまりネタバレになるようなことは言えないけれど、人生というのはやっぱり瞬間最大風速に執着してしまうのかもしれない。それを頭で分かっていても行動を合わせるのは難しいんだろうな。風が変わったときにそれに気付いてアジャストできるかでその後が大きく変わってくる。
社会というのは福祉によってどこかのラインにセーフティーネットが設置されているけれど、それはあくまで制度としての話であって正常に機能しているかどうかはまた別問題な気がする。良いか悪いかは別としてその制度の目的は「生かす」こととしかぼくには感じられないんだけど、人の心にとってはそれもまた逆効果になりうる気がする。その結果としてセーフティーネットを頼らずに居心地のいい場所を自分で見つけ出す可能性があるし、その場所が多角的に見てプラスに作用するという保証はどこにもない。どうしたらいいんでしょうかこれは。
あっちゃこっちゃ
そのあとは色々したよ。まずは渋谷PARCOでやっている『大嘘博物館 カプセルトイ2億年の歴史展』を観に行った。ぼくはガシャポンが大好きなんだけど、中でも好きなメーカーのキタンクラブが提供しているということでずっと興味があった。展示物の全てがウソというコンセプトなんだけど、分かりやすいベクトルのウソだった。これ説明難しいな。ウソにも色々あるじゃないですか。その中でも「ボケですよ~」っていうのが分かりやすいウソだった。これ言うのめちゃめちゃ野暮かもな……。
その後はHMV record shop渋谷に行った。エビ中のパネル展がやっていたので見に行きました。自分の行ったライブの写真が展示されてると「これぼく行きました!」っていう楽しみ方ができていいね。でも次のツアーではそれができないからな……。また悲しくなっちゃった……。行けないライブのグッズとかってみんな買ってんの? ぼく買えないかもな……。もうこうなったら遠方でも行くか? いや平日の公演だったわムリじゃん。解散解散。
そしてようやく予約していたCDを受け取った。HMVじゃなくてタワレコなんだけどね予約してたのは。ぼくは今まであまりアーティストのCDを買ったことがなかったから知らなかったんだけど、LP盤とかいうめちゃめちゃデカいやつだった。レコードサイズなのね……。これどうやってしまえばいいのさ。他のCDと並べられなくない? 本棚とかのサイズよこれ。協調性~!
オムレツ
夕方は髪を切りに行った。結局大学生活の中で髪を染めることはなかったな……。大学生活っていうか一生でまだ一度もないんだけど。そして恐らくこの先もない気がする。あるとして白髪染めとかじゃないか? というか髪イジったことがないかも。パーマとかもしたことないし。だったら自分で切ってもそんなに変わらないのかもな。今度やってみるか? いやでも失敗したらとんでもないことになるからやめておこう。我々は”安全”に対してお金を払っている。
ちょうど1年前くらいに、いつも切ってくれてた人が転職するというので別の人に担当が変わったんだけど、その人もこの前産休に入ったのでまた担当が変わった。1年ごとに担当が変わってしまう。でも前の前の人は2人目のお子さんが生まれるから転職して、今回は産休だからハッピーな出来事ではある。ぼくの髪を切ると幸せになれるというジンクスを流行らせていこう。逆にぼくがお金払ってもらってもいいかもな、だとしたら。
次の担当さんにはどういう形の幸せが訪れるのだろうか。まぁ幸せなんて人それぞれですからね……。そんでもって割と相対的な感情でもあるからホントは周囲がジャッジするものでもないんだけど。もし今回の担当さんにとっての幸せが「お客さんの髪を切ること」だとしたらとんでもないことになるぞ。手段と目的が重なるので世界がエラー吐く。ぼくの髪がアポカリプスを引き起こしてしまうかもしれない。想定外の行動が起こったせいでバグが発生してしまう。
ぼくの髪で世界がヤバい。