プカプカおさかな委員会

たかとけいたが日記やらなんやらを載せる場所です。おさかなも委員会も関係ありません。

【日記】ほぼアンチ

2022年10月22日(349日目/967日目)

ほぼアンチ

 

 

多面

 映画観た。昨日の日記でもう宣言してたからな映画観に行くって。なんならあの日記書いた時点で予約済んでたし、わざわざこっから「映画観てきました〜」みたいなことを書く必要もないよな。みんな昨日の日記読んでるもんな。この日記は基本的にぼくのために書かれているものなので、読んでいるみんなの都合とか知ったこっちゃない。ぼくだけが分かればいいんで。最悪の内輪ノリだな。

 

 じゃあ早速映画の話していきますね。今日は3本観ました。まず『スペンサー ダイアナの決意』を観た。ダイアナ妃に関する実話に基づいた作品です。とはいえ彼女の死に関するストーリーではなく、そこに至る前の苦悩や葛藤を描いた作品なので、初めて知るようなことが多かった。ただ「でもこのあと亡くなっちゃうんだよね……」みたいに感じた部分はあったけど。

 

 それからダイアナ妃が中心に描かれた物語だったのでエリザベス二世がややヒール的に表現されていたんだけど、彼女に関する作品も最近観たからかこれも良かった。当たり前だけど人間ってのは見る角度によって映り方が変わるので、それを忘れてはいけない。そもそもそれが頭にない人も少なくはないんだろうけど、特に現代を生きていく上ではその意識は大切だと感じた。この2作品はシリーズでもなんでもないけど、同じタイミングで観られて良かったと思うわ。

 

 

キラーイ

 2本目は『バッドガイズ』でした。これも良かった。ディズニーはやはりファミリー・エンターテインメントというか、子供やその親に向けたメッセージを強く感じるのに対して、ドリームワークス作品は子供向けの皮を被って大人をモロに刺しにきている感じがする。子供向けだと思ってナメてきている大人に対して全力でぶつかってくる感じが好きです。

 

 この作品もなかなか大人向けのビターな印象を受けた。もちろん子供が観たら子供が観たで感じることはあるんだろうけど、とっくのとうにスレてしまっている大人に対して「お前そんなんじゃなかっただろ!」ってグーパンしてくる感じが好きでした。ぼくはまだまだ子供だと思うけど、それでも綺麗事で襟を正されることって映画を観ているとよくある。定期的に綺麗事を浴びないと曲がってしまうってことはないけど、それでもこういう体験は必要だと思うわ。

 

 あとこの作品は吹き替え版も上映してるんだけど、今回は字幕版で観ました。だって予告編で「あの人気芸能人が!」みたいなアピールしてたからさ……。ぼく、芸能人の吹き替えって「宝くじ当たってますよ!」ってメールと同じくらい信用してないから。もちろん彼らの中にも声あてが上手な方もいるけど、大半はねぇ……。ぼくにとってはこの「人気芸能人が吹き替えやってます!」って宣伝の仕方はネガキャンでしかないから。むしろ何も言わずにしれっと声優やらせてるくらいの方が観る可能性あるかもな。

 

 

みだいs

 3本目、『RRR』を観ました。インド映画です。インド映画観たのっていつぶりなんだろうな……。アップリンクでしか観てなかった気がするから、行かなくなって以来観てないのか。新宿ピカデリー久々に行ったな。TOHOシネマズのヘビーユーザーだからTOHOで上映してない作品を観に行くときくらいしか利用しないけど、予告編とかも全然違うから面白いよね。コロッちゃんになってから初かも、ピカデリー行ったの。

 

 作品自体はめちゃめちゃ面白かったです。やっぱインド映画からじゃないと得られない体験ってあるよね。3時間くらいある長編作品だったけど、全然飽きがこなかったな。あと宗教とか印パ問題とかが絡んでなかったからインド映画の入門編にピッタリかもね。3時間あるけど。クライマックスが何回も来るような作品だったのでそういう意味ではインド映画慣れしてる人向けなのかもな。ボリウッド作品に入門編とかないのかも……。

 

 インド映画ってなんでバカ映画にならないんだろうな。だってミュージカルとも言えないくらいの急ハンドル切って途中で歌ったり踊ったりしてんのに、なんか成立してんだよな……。「そういうもんだから」の一言で片付けることもできるんだけど、不思議だし魅力でもあるんだよな。なんか受け入れてしまう。洋画でこれやったら間違いなく酷評するし、邦画だったらボコボコにすると思うんだけどな……。不思議だねこれ……。

 

 やっぱそういうもんなのかな……。