2022年12月28日(415日目/1033日目)
ありきたり休
出せよ
宣言通りの映画デーでした。今日は映画観てやったぜ！ いつも通り3本観た。せっかくの年末年始休暇にする外出のうちの1つがこれです。めちゃめちゃいつも通りの過ごし方だな。まぁ日常こそが最高なんでね……。『日常』！ 『日常』の単行本も買ったよ。1本目と2本目の間の時間で本屋行って買った。これが一番いいかも。時間制限設けて本屋に行かないと出られなくなる。今日も「急げッ！」って状態で買ったし。こうでもしないと際限なく本を買ってしまう。
今日の1本目は『仮面ライダーギーツ×リバイス MOVIEバトルロワイヤル』でした。いわゆる冬映画。最高だったね……。『リバイス』も『ギーツ』もちゃんと見てるのでそれだけでも良かったんだけど、『龍騎』のライダーたちが出てくれたのがもう嬉しくてね……。世代なんで、『龍騎』。父親の職場で撮影してたから見に行ったこともある。変身前の秋山さんしかいなかったけど。なんかワイン飲んでた気がする。めちゃめちゃカッコよかったな……。変身後のライダーは今までも出てきたことあったけど変身前の姿が見られて嬉しかったです。
でもゾルダは？ ゾルダ見たかったな……。弁護士先生にも会わせてください。それから『龍騎』組が参戦してきた理由みたいなのもよく分かんなかったし。リュウガと王蛇はまだしもナイトまで悪役っぽく扱われてたのは解せなかったです。そのあとの展開も無理矢理感あったしな。まぁ仮面ライダー映画にあんまその辺を求めてはいけないのかもしれない。劇場版はあくまでお祭り的な要素が強めだからな。大人向け要素はVシネに期待しましょうね……。
アンチ
2本目は『フラッグ・デイ 父を想う日』でした。ショーン・ペンが監督と主演をしている作品。個人的にはあんまりハマんなかったかもな〜。ちょっと単調な印象を受けました。めちゃめちゃ単館系って感じだったな。この表現には別になんの意図もないんですけどをしれっと公開してる感じの作品だった。ショーン・ペンじゃなかったら多分ひっそりと上映してた気がする。悪口ではないぞ。言えば言うだけ怪しいんだけどなこういうのって。
いろんな作品を観た上での印象でしかないけど、欧米って日本よりも家族を大事にしている印象がある。というかそういう作品が多い。ゼロヒャクなんだろうなこの辺が。家族を大事にするか、あるいは完全に縁を絶つか。家族という繋がりは支えにも呪いにもなると思っているので、個人的にはこの価値観は恐ろしいと思う。というか家族を大事にする作品ばっかなのよ。大事にしない作品がもっと公開してよ〜。この言い方はちょっとアレかもな。良くないな。
むしろ邦画は家族の繋がりに対して否定的なスタンスの作品が多い気がする。「無いなら無いでまぁ……」みたいな作品が結構多い。これはぼくが観る邦画が基本的に暗いものが多いからです。ユーモア系の邦画ってあんまり観ないな。邦画のユーモアってなんか、なんかね……。これ以上ほやめておこう。やや悪口になりそうな気がする。「やや」でもないわ。特定の監督に向けた批判になってしまうのでやめておきましょう……。個人の好き嫌いの話だからね……。
ウケ
ラストの3本目は『すずめの戸締り』でした。ようやく観た。「緊急地震速報がめちゃめちゃ出てくる」とは聞いていたけど、こんなにハイペースで出てくるとは思わなかった。ビックリはするよな。本物とはちょっと違う音にはなってる気がするんだけど、それっぽい音が流れるとビックリするわ。自分の携帯鳴ったかと思ったよな。あれって機内モードにしてても鳴るの？ ぼく映画観るとき機内モードにしてるから鳴らないのかも。
作品の話しましょうね〜。面白かったです。面白かったけどスッキリしない部分は多少あった。「ここは結局どういうことだったの？」みたいな部分は残りました。パンフレット読めば分かるのかな。でもパンフが補完しないと完成しない作品って個人的にはちょっと微妙だと思っちゃうんだよな。絵とか音楽はキレイだったけど、それで強引に持っていってるって曲解することを可能な感じではあったな。細かいとこまで気にしすぎですか？
新海誠のどこが評価されてるかっていうのもかなり影響してるとは思うわ。映画なんて結局大衆娯楽だから観客の望むものをある程度入れないとウケはしないだろうし。ぼくの浅い知識だと映像と音楽がウケてる印象があるんだよな。そういうのがあるとどうしてもそっちに寄せてしまう部分もあるんだろうし。むしろウケるには寄せなきゃいけないからな。そうしないと「期待通り」の評価は貰えないから。映画に限った話ではないけどここのバランスはとても難しいと思う。
マジメな話は上手く締められないな……。
