プカプカおさかな委員会

たかとけいたが日記やらなんやらを載せる場所です。おさかなも委員会も関係ありません。

【日記】インターネッター

2022年5月6日(180日目/798日目)

インターネッター

 

 

マジマジメ

 疲れた~! 今日めちゃめちゃ歩いたかも。渋谷から有楽町までと、有楽町から秋葉原までを徒歩で移動した。書き出してみるとそんなに歩いてなさそうな気もするな。見てみよう。17,5kmだって。全然だったわ。元気なときは一日で25kmとか歩いてるからそれに比べたら全然大したことなかった。バイトやってたときも一日20kmくらいは歩いてたから、17,5kmはぼくにとってはお遊戯レベルよ。こんなんじゃダメ。こんなんで疲れてるようじゃダメです。もっと30kmとか歩いてみたい。30km歩いちゃうともうそういう競技になっちゃう?

 

 朝は映画館に行って『カモン カモン』を観た。予告を見たときからずっと興味があった作品なんだけど、なかなか都合が合わずにかなり公開から遅れて観ることになってしまった。内容はとても良かったです。この日記って映画観ても「良かった」しか言わないよな。もう少し具体的に。主人公の彼らには映画という特性上名前が与えられていたけれど、彼らの後ろで歩いていた名もなき人たちと何も変わりはなくて、だからこそこの作品で描かれていたような人間の根源的な醜くも美しい姿が見え隠れするような場面は世界のあらゆる場所で起こっているのだと感じた。これは彼らだけの物語であり、誰しもが経験する物語でもある。誤解を恐れずに言えば、「わざわざ映画にするようなことではない」とも表現できる。それくらい、人間の美しさは世界に溢れている。

 

 今日は久しぶりにTOHOシネマズ日比谷で鑑賞したんだけど、ぼくはこの劇場に対して1つ不満がある。ぼくは普段から主にTOHOシネマズを使っているんだけど、このシネコンはほとんどの劇場で各シアターに上映作品の小さいポスターを掲示している。ぼくはいつもその写真を撮って日記やInstagramに載せているんだけど、日比谷に関してはこのポスターの掲示がない。なんで……? 仕方がないのでこの劇場で映画を観るときはいつも入場案内の掲示板の写真を撮影しているが、正直めちゃめちゃ不満。ポスター置いてよ~! 置かないなら置かないでその理由を教えてくれ。他のTOHO行ったときもあれの写真撮ってる人結構いるぞ。それなりに需要あるっぽいよ。是非一度設置のご検討を……。

 

 

爆買いじゃん

 映画を観たあとは秋葉原に移動してパソコンを買った。ついに……! 社会人になったのでデスクトップパソコンに手を出したのだが一切の知識がなかったので店員さんに「何も分からないんですけどどれ買ったらいいですか……?」って泣きついた。ぼくの要望を全て叶えるものを案内してくれてありがとう。まぁなんか自分でカスタマイズできるオーダーメイドパソコンみたいなやつ買ったからぼくの要望が叶ってなかったら大問題なんですけどね。でもホントに何も分からなくて半分言いなりみたいな状態で買ったから、あの店員さん的にはめちゃめちゃボーナスステージだったんだろうな。優しく案内してくれたからいっか……。

 

 そのままモニター・キーボード・マウス・ウェブカメラ・ヘッドセット等の周辺機器も買った。これはデカい買い物あるあるなんですけど、買い物の総額が10万円を超えてきたくらいから5000円とかが誤差の範囲内になってくる。もう既にかなり大きい額を支払うことが決定してるからその他の部分がちょっとかさんでもあまり気にならない。周辺機器はもう完全にスペックで選んでました。値段とかコスパとかは気にせず完全にスペックで選んだ。バカになってんだわ。金銭感覚を司る神経が焼き切れちゃってんの。ちなみにこの辺もメンドくさいんで全部郵送にして帰ってきた。パソコンないのにキーボードとかだけ持って帰ってきてもね……。今日買ったもので今ぼくの手元に残ってるのはウイルスバスターだけだ。あと引き換えチケットみたいなの持ってったらレジで発覚したんだけど、ゲーミングチェア売り切れてた。店頭に置くなよ~。

 

 周辺機器を買ったときにレジを担当してくれた店員さんの胸に「接客研修中」の文字があった。恐らくぼくと同じ新卒社会人だろうな。ゲーミングチェアの在庫がないのと配送手配をいっぺんにやらなきゃいけなくてめちゃめちゃテンパってた。ゴメンな……。結局先輩であろう社員さんが付いてくれてその人がメインで対応を変わってくれたんだが、そのときも後ろで研修中の子がポツンと立っていてスゴい申し訳ないことをさせてしまった気分になった。でもそんなんなるなら最初からゲーミングチェア買われないようにしといてよ売り切れなんだから……。それともアレか? 新入社員に向けた試練として用意してたのか? だとしたら余計許さないかもな。人の買い物をダシにしやがってよォ……。

 

 

聖地

 秋葉原という街には実はぼくはゆかりがある。別にオタクとかそういうわけではない。ぼくが浪人していたときに通っていた予備校が秋葉原にあるのよ。難関私立大学に特化した校舎で、ぼくが通っていた当時は「2人に1人は早慶上智!」みたいなキャッチコピーもポスターにはあったが今日見に行ったらその文句は無くなっていた。2人に1人じゃなくなっちゃったんだ……。まぁぼくも早慶上智どころか私立大学に行かずに国立大学に進学したので加害者の一人ではあるが。なんだかんだ秋葉原に足を運ぶ用がある度にこの予備校の前を通ってしまう。別にこれといった思い出もないのに。

 

 秋葉原には書泉グランドタワーというあらゆる趣味に特化した本屋があって、予備校時代はよく行っていた。プロレスとか格闘技で1フロア使ってくれてんのよね。サイン本とか大会のチケットとかも売ってた気がする。中邑真輔の本は2冊ともここで買った。あとは電気街側にバックドロップというプロレスショップもあった。ここはもうなくなってしまったんだけれど、海外の団体のグッズの取り扱いもあって、公式ストアがオンラインにしかない団体のTシャツとかを買った思い出がある。WWE移籍後の中邑真輔のTシャツはここで買った。中邑のグッズばっか買ってんなぁ。歩行者天国も模試の空き時間にフラフラ歩いたりしていた。勉強しろ。

 

 そんなこんなで街自体にそこそこ愛着があるので、予備校を卒業してからもちょいちょい遊びに行っている。予備校って卒業って言うのかな。まぁ秋葉原って街が結構面白いってのもあるんだけどさ。人の趣味が大事にされている感じがして好き。本来あるべきではないんだけれど、各々が持つ趣味が原因で感じる疎外感のようなものがこの街にはない気がする。よくある表現で言えば、オタクに対する風当たりの強さ的なものがない。もはや今の時代では受け入れられない趣味なんか昔ほど多くはないけれど、過去にそういう趣味を持った人たちの逃げ場だった名残なのかもしれない。秋葉原で死んだ目をしている人はいないのかもしれない。コンカフェの呼び込みパネルを持ちながらスマホをいじっている人以外は。

 

 最後に、去年の年末にぼくが秋葉原に行ったときのツイートを貼って今日の日記を〆ます。