2024年8月24日(1021日目/1639日目)
暴力がいっぱい
殴れ
お休みだ〜！ 今日は映画館にこもる日です。やっぱりテレワーク1日挟むだけで全然違うね……。出張行ってたときは土日は両方家にいるつもりだったけど、テレワークするだけで体力回復しちゃった。これはぼくがまだ若いってことでいいですかね……。歳を取ると体力がなかなか回復しないってのを聞いたことがある。その理論でいくと、体力が回復したぼくは若いってことですよね？ そういうことでいいですか？ まぁ25歳だからまだ若いよな。若いよな？
今日はまず『フォールガイ』を観ました。拙者、スタントマン大好き侍なので……。最高でしたね。めちゃめちゃ面白かったです。今年観た作品の中でも5本の指に入るかもしれない。今年観た作品全てを覚えているわけではないんですけど……。でもめちゃめちゃ面白かった。やっぱりアクション作品は最高だよ。肉弾戦、いくら観ても飽きないからね……。殴り合いなんて多ければ多いだけいいんですから。どんどん殴りあってほしいです。
そしてこの作品、きちんとスタントマンにリスペクトがあるところも好感が持てる。そりゃそうでしょ。映画はスタントダブルなしには成り立たないので。彼らの仕事にもしっかりと目を向けるべき。劇中のセリフでもあったけど、スタントマンにも賞とか用意すべきなんだよな……。あんまりネタバレとかしたくないので深掘りはしないけど、もっと評価されていいと思う。というか、評価される場を設けるべき。スタントに対して目を向ける場面が少なすぎます。
本来の
2本目は『ねこのガーフィールド』。これはコミック原作のアニメ作品ですね。まぁ、面白かったよ……。子供向け作品ってご都合主義というか、シナリオはかなり読めるじゃないですか。だから結構客観的に観られるんだよな。あんまりのめり込まずに観られるというか、子供向け作品でしかできない鑑賞の仕方がある。ぼくはそういう映画の見方が結構好きです。大衆娯楽としての映画の魅力が見えてくるから。
ちょっと抽象的か？ もっと具体的に言うと、子供向け作品って子供がいっぱい来るじゃないですか。当たり前だけどね。そんで子供って素直に楽しむんですよ。ギャグシーンで声を出して笑ったりとかさ。そういうのが見られるのがいい。映画を楽しんでる人を見られるのが、子供向け作品のいいところだと思います。これでこそ大衆娯楽よ。彼らの楽しみ方こそ最も素直で、最も純なものだと思う。大人になると存在しないルールに縛られたりしてしまうので。これはこれでちょっと深入りしすぎか？
3本目は『モンキーマン』。こちらもアクション映画。暴力はいいですね……。特に宗教観が絡んだ映画って面白い。ぼくは思想とかが結構好きなので……。ただ何かを悪役にしなきゃいけないってのが難しいとこよな。特にそれを宗教にするってなるとさ……。危ないっちゃ危ない。でも政治と宗教は悪役にしやすい題材なので……。悪役にしやすいというか、対立構造が自然なんだよな。分かりやすいし。ただそれこそ「リアルとフィクションを」みたいな話でもあるよね。伝わりますか？
外から
最後は『ポライト・ソサエティ』。偶然だがこの作品も『モンキーマン』同様インドが舞台となっている。そして『フォールガイ』同様、スタントがテーマの一つです。今日観た作品、共通点が多いね。『ねこのガーフィールド』以外はかなり暴力的だし。4本観たうちの3本で血が流れている。ぼくの好みがモロに出てますね……。そういう作品、大好きなんで。ぼく、アクションシーンとか流血が好きです。逆にこの作品の中に入ってきてる『ねこのガーフィールド』、異質すぎるな。この流れで子供向け作品を観られる精神性、どうかしている。
この作品は家父長制みたいなものもテーマの一つではあるんだけど、インドを舞台にした作品はこの辺が絡んでくることが多いよね。ただそういう作品をインド以外の制作会社が作成することの危うさみたいなのも感じなければいけない。ある種コンテンツとして消費している部分がないわけでもないんだし。まぁお金を払ってそれを観ているぼくも同じ立場ではあるんだけれども……。根強く残っているこの問題を、そもそも外側にいる人間が問題として取り上げることのバランス感はあるよね。
そしてここまで4本観たけど、時刻は未だ18時過ぎ……。今日、めちゃめちゃ詰め込みました。作品同士の間、空いてて30分とかだから。詰まってるところは10分くらいしかなかった。もう1本くらい観られそうだったけど、無理して観るのも違うので帰ってきました。新宿から歩いて帰ってきた。それでもなお20時を回ったところ……。とても有意義な一日の過ごし方をした気がします。新宿にいたのに映画観る以外のことは一切しなかったけど。
でもまぁ、そういう日があるのもいいよね！
