プカプカおさかな委員会

たかとけいたが日記やらなんやらを載せる場所です。おさかなも委員会も関係ありません。

【日記】ラブレター

2022年3月28日(141日目/759日目)

ラブレター

 

 

書き置き

 あぁ~……。書くかぁ……。思い出すと悲しくなっちゃうな……。なんで日記なんか始めちゃったのかな……。過ぎ去りし日々を振り返る機会を自分で設けんなよな……。でもまぁ、書くかぁ……。

 

 大好きなバイト先を昨日で卒業しました。大学の4年間で一番打ち込んだことって言っても過言ではない。「そこは勉強であれよ」って言われたら返す言葉もないんだけど。Instagramの方に長々と想いを書き綴ったので、こっちでは手短に済ませたいと思う。多分ムリなんだけどさ。

 

 ここで働くのは本当に大変だった。台風の中で働いたり、客から暴言(たまに暴力)喰らったり、マスク焼け・半袖焼け・メガネ焼けができたりとシンドいことなんかいくらでもあった。でも不思議と「辞めてぇよ~!」って思ったことはなかったな。それはやっぱりぼくが周りにいてくれた人に支えられたからだと思う。正直、バイトを辞めたとしてもみんなが全員4月からの就職先についてきてくれるんだったらこんなに悲しくないと思う。なんでついてきてくれないんですか……。でも言い過ぎって思われるかもしれないけど、この先どこに行って何をしてても、この場所よりも楽しいと思えることなんかないんじゃないかって思えるくらいに充実していました。

 

 最後のお仕事の前にみんなに退職の挨拶回りに行ったんだけど、「えっ辞めるの!」って言ってる人が多かった。「辞める」って前から言ってたじゃんか……。でもきっとそれくらい、みんなにとってぼくがいることが当たり前になってたなら嬉しいです。

 

 みんなが書いてくれたメッセージも全部読みました。書いてくれてありがとね。「優しい」とか「頼れる」とか褒めるようなことばっか書いてくれてた。ぼくいくらか包みましたっけ? でもみんながぼくと働いてた時間を「楽しかった」と思ってくれていたんだとしたら、こんなに嬉しいことはありません。

 

 「ありがとう」って言わなきゃいけないのは一緒に働いてくれたみんなだけじゃないよな。わざわざ遊びに来て、いつもぼくに会いにきてくれたみんなもありがとうございました。高校生のときから来てくれてた双子ちゃん、いっつもぼくを見つけてくれた姉妹、勤務中なのにプロレスの話で盛り上がったファミリー、ぼくの英語とスペイン語のスキルが落ちていないか抜き打ち検査始めるメヒコ育ちのパレハ。ただ働くだけじゃなく、ぼくを小さい頃憧れたあのお兄さんお姉さんと同じ姿にしてくれたのは皆さんです。ありがとう。またどこかで会えたらいいね。元気でね。

 

 

 ぼくは去年の年明けにこんなツイートをしました。これは完全に働いてるときのぼくに対する宣戦布告だった。働き始めて、なってみたい自分を見つけることができました。昨日の卒業で、ぼく自身はその姿にかなり近づくことができたんじゃないかなって思えました。みんなから見てぼくは伝説になれてましたか?

 

 そしてもちろん今回もマスクを作った! こだわりはInstagramの投稿に書いたからそっちを見てもらうとして、白地のマスクも結構良いね。ヒール気質だから黒地を好んでデザインしちゃうんだけど、今回はバイトで着ていたコスチュームをイメージしたデザインにしたので白地になった。他にも業務内容を意識したデザインも入っているので結構お気に入りかも。

 

 もうみんな分かり切ってると思うけど、辞めるのはめちゃめちゃ嫌だった。1週間前くらいから日記でもTwitterでもバイトのことは書けなかった。最終日のことを考えたくないから。始めたときも、1年前に代替わりしたときも、1か月前でさえも辞めるときが近づいているなんて実感は一切なかった。最終日の3日前くらいから寝るとずっとお仕事の夢を見た。嫌だった。一生懸命考えないようにしてるのに、やっぱり本能的な部分では意識しちゃってた。最終日の前日ですら頑張って考えないようにしてた。

 

 最終日当日も必死に頭から消してた。なんかどっかで、「一生懸命考えないようにすれば最終日じゃなくなるんじゃないかな」みたいに考えてた部分はある。お仕事中も全力で集中してた。働いてきた中で一番笑顔を作っていた日だった。お仕事が終わって、終礼の時間に退職の挨拶をする時間を頂けたんだけど、そのときに話しながら今まで我慢していた分が弾け飛んでしまってちょっとだけ泣いちゃった。ちょっとだけね! 色々思い出しちゃったしね。それだけ充実した3年9ヶ月でした。

 

 みんながぼくの新たな道を応援してくれた以上に、ぼくはみんなを応援しています。またいつか、みんなの道と交われるように一生懸命頑張ります。生きて生きて生き抜いて、また会いに行きます。だからそれまで、みんなもどうかお元気で。怒られない程度に手ェ抜いて、疲れない程度に頑張ってください。本当にお世話になりました。

 

 じゃあ最後にー! バイト先のみなさ~ん! 愛してま~す!