プカプカおさかな委員会

たかとけいたが日記やらなんやらを載せる場所です。おさかなも委員会も関係ありません。

【日記】レビュー祭

f:id:T_K_T_official:20220224210617j:plain2022年2月24日(109日目/728日目)

レビュー祭

 

 

1/3

 今日は映画を観に行った。映画を観たから書くことが山ほどあるぞ。というか感想を書いていれば日記が成立するから最高。逆に映画以外のことに関してはほとんど書く余裕がない。今のうちに全部言っておくか。朝の電車めちゃめちゃ混んでた。久しぶりにコーラ飲んだかも。新宿って朝は意外と人いないよね。日が落ちるスピードって結構速い。本屋さん用も無いのに行っちゃいがち。イヤホンって家の中で使うのと外で使うのだと音量一緒でも全然外の方が音小さく聞こえるよね。あと急にBluetoothの接続切れんな!

 

 今日はまず『アンチャーテッド』を観た。「ヤベヤベ!」から始まる作品って初めて観たかもな。アクションシーンはスパイダーマンシリーズより好きかも。まぁこっちの方が特殊能力とかないからその分リアルな肉弾戦でぼくの好みに合っていた。あとはキャラが結構好きだったな。ゲームが元になっている作品だけどぼくは原作をやったことがなかったので全員が新鮮だった。誰がゲームに出てて誰が映画オリジナルなのかな。

分っかんね~。あと始まる前に制作会社のロゴが出るタイミングでめちゃめちゃプレステのゲームのキャラが出てたけど、任天堂派だからほとんど分からなかった。

 

 映画自体はシンプルな冒険活劇だったからゲームは一切分からなくても面白かった。「これ原作ゲームの小ネタだな」みたいなシーンがほとんど無かったので、逆にゲームのファンは過度に期待していくとちょっとガッカリしてしまうのかもしれない。でもゲームの雰囲気とかが感じられればいいのかな。ぼくは原作ゲームをプレイしていないので近いものがあるのかどうかも分からないですけど、逆にあの映画がそのままゲームになっているんだとしたらめちゃめちゃやってみたいなと思いました。PS5買うか……?

 

 

2/3

 その後に『オペレーション・ミンスミート ─ナチを欺いた死体─』を観ました。コリン・ファースはカッコいいね……。ぼくも英国紳士になりたいなぁ。フィクションみたいなホントの話ってのは世界にたくさんあるんだね。あとは「お前そこは公私混同すなよ……」って思う場面が多すぎてムズムズした。仕事とプライベートをごっちゃにしてはいけない。良いこと一個も無いぞ……!

 

 WWⅡを題材にした作品を観ることが最近多めな気がするんだけど、どうも戦勝国側が正義として描かれている印象があって腑に落ちない。ナチやファシズムは絶対的な悪で、連合国はその悪を成敗したヒーローみたいな描かれ方がされているけど、ぼくは戦争そのものは理由がどうであれ悪で、戦争に参加した国に対しても「少なくとも正義ではないだろ」と思っているのでめちゃめちゃ違和感を抱いてしまう。

 

 戦勝国側を正義として描いた作品は「俺も昔は悪くてよ~」って過去のヤンチャを自慢してる奴と同じ感じだと思っちゃうんだよね。しかもそれに対して「戦争を終わらせた~」みたいな宣伝の打ち方をしているとめちゃめちゃ違和感がある。戦争に参加した国なんて勝とうが負けようがどっちも褒められたもんじゃないよ。演出とか脚色があるのは分かるけど、それを正当化するのだけは止めてほしい。まぁ「嫌なら見るな」でしかないんだけどさ……。

 

 

3/3

 最後に『ドリームプラン』を観た。テニスやりたくなっちゃった~。テニス始めたての頃ってメーカーとかのこだわりが一切無いからラケットとかウェアとかバッグとかに一貫性がないよな。分かる。ちなみにぼくはヨネックス信者だったのでラケット・グリップ・ガット・振動止め・ウェア・シューズ・ラケットバッグ・帽子の全てがヨネックスだった。契約結んでた? 今でも部屋にはラケットがあるし、割ときれいなフォームで素振りもできる気がする。

 

 「娘が生まれる前にプロになるプランを組んだ」ってよりは「プランを組んだから娘を生んだ」って方が正しいような気がするな。かなり自己中心的な父親ではあると思うけど、当時はそういった親が当たり前だったのかもしれない。あとはぼくは例え人が改心したとしても過去の罪や行いが消えるわけではないと思っているので、こういう伝記モノを観ているとモヤモヤしてしまうことが多々ある。完全な味方として表現するのは危険だと思うんだけどな。

 

 あるいはこういう作品を制作することが一種の贖罪なのかもしれない。己の過去と向き合い再構築するというプロセスはそれなりに痛みを伴う作業ではあるし。でも反省をしている人間であればその苦痛に耐えられないような気もするな。過去の自分と決別をするための儀式なのかもしれない。ある意味でフィクションとも言える映画に落とし込むことで別れを迎えようとしているのかもしれない。ただそれはもちろん無責任な手法ではあるし、同時に多くの人を傷つける可能性すら含んだものになり得るのかも。

 

 ちゃんとレビューアプリでこれくらい書けよな……!