2022年1月15日(69日目/687日目)
参りました
腰の痛(こしのいた)
腰が痛い。ぼく腰痛持ちなのでめちゃめちゃ腰が痛くなる日がしょっちゅうあるのよ。今日がそれ。爆弾が大爆破したわ。ズキズキ痛いってよりも、内側で内臓ギューって握りつぶされているような痛みがある。たぶん痛いの内臓じゃないけど。だれかぼくに逆エビ固めかけてくれませんか～！ あるいはボストンクラブ。ウォール・オブ・ジェリコ派？
腰が痛むときってどこを伸ばせばいいのか分からなくてツラい。というか、どこを伸ばしても効いている感じがしない。どんな姿勢になってもラクにならなかった。ブリッジしても伸びないって何？ 「これもしかして……」と思って逆に縮めてみたけどそれも一切効果が無かった。どうなってんだよ。なんとか言ってくれよ。何が望みなんだ。どういう姿勢になってほしいんだ。
整体行きて～！ それか腰を取り替えたい。メンテナンスに出して、その間代腰(だいよう)で過ごしたい。んでメンテが終わって自分の腰が帰ってきたときに「なんだかんだ自分のが一番だよね～」って言いたい。それくらい腰が終わってるかもしれない。大学卒業する前に一回整体行ってみるか……。一人じゃ怖いから誰か一緒に行こう……。改造されちゃうかもしれないし……。
初四季
今日は家族で劇団四季の『ライオンキング』を観に行った。ホントは今日から3日間で家族旅行に行く予定だったんだけど、感染すると尻尾がカニカマのピットブルになってしまう例のウイルスが元気になってきたので中止して劇団四季を観劇しました。有明の劇場に行ったんだけど、エビ中のライブで行った会場の隣だったから「先月も来たな……」って思いながら劇場まで歩いてた。まだ1ヶ月も経ってないんだって。信じられないわ。嘘だろ。
『ライオンキング』、スゴかったです。一番の感想は「『心配ないさ～！』ってそこで言うんだ」ってのだったけど。あとちょっと肌寒かった。演者さんあんな薄着で寒くないんかな……。薄着とかでもなかったけど。あのパワーで1日に2公演やってんのもスゴいよな。子役の子って平日の回とかって学校どうしてんの？ 公欠扱いなのかな。お楽しみ会とかで「『ライオンキング』の曲歌ってよ～」みたいなエンタメの消費をされていないことを祈る。
あと結構デザインをディズニーのアニメ映画版に寄せているのは知らなかった。ほぼ完全オリジナルくらいの感じかと思ってたけどそんなことないんだね。あくまでディズニーの作品をライブミュージカルにしたって感じなのか。じゃあ『アラジン』とか『リトルマーメイド』とかもそうなのかな。それからパペティアさんめちゃめちゃ上手すぎ。しかもあの人たちってパペティア専門じゃなくて他の作品では普通に演技してるんでしょ？ スゴいねぇ。劇団四季ってスゴいんだねぇ。
最強
そういえば意外とちっちゃい子どもが多くてビックリした。いいのか？ 劇団四季が原体験になるとその先のエンタメに対するハードルが以上に高くなってしまいそう。ただその一方で「子どもが泣いたら周りの迷惑だからロビーに出ろ(意訳)」という影ナレの強さにも驚いた。包み隠さずに”迷惑”というワードを使うのは圧のようなものも感じるけど、それと同時に「最高のもの届けたいんですよこっちは……！」という熱い心根感じたぜ。客層の違いというか、安くないお金貰ってるんだからこっちも妥協せんぞというプライドなんだろうな。
ただだからと言って子ども連れに冷たいわけではなく、「ロビーで映像を通して鑑賞できる」という救済措置が用意されているのは素晴らしいと思った。単に鑑賞の手段を用意していることに対する感動ではなく、子どもが泣いたことである程度の申し訳なさを感じているであろう親に「よくあることだから気にすんなよな……！」という姿勢をアピールできるのは優しさを感じる。「こっちの想定内ですよ」と「あなたも楽しんでね」という気持ちを両方提供できるのは素晴らしいと思った。来てもらった以上全員に満足して帰ってほしいんだというのを全身で感じた。
上演前からカーテンコールまでずっと素晴らしかった。客席の間の通路は上演前だけでなく出演者が通るたびに客の荷物が出ていないか確認してたし、お手洗いとかで途中退出をする人もいるから全ての扉の前に常に係員さんがいたし。ぼくも広義のエンタメ界でアルバイトをしているし、就職しても(配属の希望が通れば)エンタメ業界に身を置く予定なのでとても学びがあった。万人を受け止めるエンタメってああいうことなんだろうな。勉強になりました。
マジメかい。
